マイクスタンドってすぐネジが緩んだりして困る…ネジもいっぱいあるし…
今回はマイクスタンドについて使い方を解説します。ライブ中にマイクスタンドが下がってしまって演奏に支障をきたしたりしないよう使い方を覚えましょう。
マイクスタンドは一度はどこかで見たことのあるアイテムだと思います。
ライブでもテレビ収録でも夏祭りのイベントでも今日もどこかで静かに三本足で立って頑張っています。
そんな影の功労者マイクスタンドについて解説していきます。
マイクスタンドの種類
音響関係で使うマイクスタンドは様々ありますが、バンドマンやアーティスト側が使うのはストレートスタンドかブームスタンドでしょう。
とりあえずこの2本は触ることも多いと思うのでこの2つの使い方を理解しておきましょう。
これがブームタイプ
これがストレートタイプです。
どう使い分けるかというと、楽器を使いながら歌も歌う場合はブームスタンドが便利なのでそちらを使います。
ボーカルのみならストレートがいいでしょう。
なぜ楽器があったらブームスタンドなのかというと、
ギターボーカルのおっちゃん
キーボードボーカルのにいちゃん
このように楽器を持っていたり目の前に置いてあってもマイクスタンドが邪魔にならないからです。
あとは好みでお使い下さい。
ギターボーカルでもストレートの人もいますし、ボーカルでもブームがいいって人もいます。
マイクスタンドの使い方
基本的にはブームタイプのパーツを削ぎ落とすとストレートタイプになるのでブームタイプの方で使い方の説明をします。
全部たたまれた状態がこれです。
基本的にはリハーサル前なんかは足は開かれて使うパートの前にスタンドが置かれているのをよく見ると思います。
ここの矢印の棒状のネジを緩めるとブームの角度を調整できます。
ちょうどいい角度に合わせましょう。
この矢印のネジを緩めると、この色のついたブーム部分が動かせます。
ちょうどいい長さ調節をして合わせましょう。
高さが足りなければこの矢印のハンドルネジを緩めると縦に伸びるので高さ調節をします。
あとは使いやすくカッコイイ高さと長さを決めて下さい。
あまりに重たいマイクをつけるときはブーム部分が長すぎると重みで倒れることがあるので注意してください。
ここがクセモノ
特に注意が必要なのがこの部分です。
この矢印の2つの部分がしっかりしまっていないとマイクスタンドが横方向に回って動いてしまいます。横方向に動いてしまうので高さ調節のハンドルのネジをギュっと締めたら直るかとおもいきや、しっかり上の2箇所を締めないといけないんです。
緩みやすい部分なので要チェックです。
自分のマイクスタンドを持つのも良いよ
ライブハウスにあるボロボロのマイクスタンドなんて触るの嫌だわ!
私専用の美しいマイクスタンドを使うの!
YAZAWAのように白いマイクスタンドで歌いたいんだぜベイビー!
どんな理由であれ、自分のマイクスタンドを持つのもいいと思います。
機材の使い方にも慣れると思いますし相棒と呼べる機材たちと一緒にライブをする気持ちは大事です。
しかし気をつけてほしいのは安物を買わないということです。
こちらのDIの記事やマイマイクの記事などでも書いていますがライブハウス備品以下のものはやめましょう。
安いものは壊れやすかったり、軽すぎてマイクをつけた時に倒れやすかったりします。
ライブハウスや音響会社などで主に使われている2大巨塔のスタンドがこのメーカーです。
シェアNo1 K&M
とても堅牢 TAMA
基本的にはこの2つのメーカーであれば間違いはないでしょう。
TAMAスタンドは先ほどクセモノと書いたあの部分がゆるみづらくとても安心して使えるのも大きなメリットです。
その他、自分で使いたい用途がハッキリしていて普通のブームスタンドでは足りない機能があるのなら違うスタンドやカスタムできるパーツも山ほどあるので付け足すのもいいでしょう。
安物は壊れやすいのでどうせならMYマイクスタンドは良いものを買いましょう。
K&MとTAMA、2大巨塔のストレートスタンドはこちらです。
K&Mストレートスタンド
TAMAストレートスタンド
マイクスタンドの使い方をマスターしてライブに挑もう
マイクスタンドもあなたのライブを作る上での大事な仲間のひとつです。
ライブ本番のセッティングなどはPAがやってしまうのであまり触ることもないかもしれません。
しかし、リハーサルや練習などスタジオで使用したり、本番中の咄嗟のトラブルに対応しなければいけないときはやっぱり使い方をしっかり熟知しておかなければいけません。
機材は使い方を理解して大事に使いライブに挑みましょう。
コメント