【ライブハウスノルマ論争に終止符!】みんなスタジオライブって知ってる?

コラム

スタジオライブ?スタジオでライブするっていうこと?スタジオは練習するところじゃないの?

スタジオライブなんて昔っからあるだろ!常識だ!今更何言ってんだ!

今回はスタジオライブについてです。上のように好きな音楽のジャンルによってスタジオライブの認知度は全く違うと思うので解説していきます。

スタジオライブとはその名の通りスタジオでライブをすることです。
フェスや大会場で有名アーティストのライブしか行かない人には馴染みのない言葉であり、反対にアンダーグラウンドや音楽が生活に根差しているバンドマンやお客さんにとっては当たり前のライブのスタイルとなっています。
よくライブハウスのノルマ論争などを見ますがそんな話にも一石を投じられるスタジオライブについて取り上げようと思います。

 

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スタジオライブとは?

スタジオライブはスタジオでライブをすることです。
練習スタジオの1番大きい部屋などを借りて行うことが多いです。時には2つスタジオを借りることもあります。
お客さんは当然ながら200人なんて入りません。

通常ライブハウスでライブするときはチケット代が2000円前後からで、さらにドリンク代などもかかるでしょう。場所もライブハウスがあるところは繁華街が多いでしょう。

それに対してスタジオライブはチケット代は安めに設定されることが多いです。チケット代は500円から1500円くらいまでが多いでしょうか。ライブハウスのようなドリンク代はないことがほとんどです。ライブハウスのブッキングのイベントとは違いチケット代は開催する人が決めるので無料でも可能です。
場所もライブハウスのように繁華街でなくてもスタジオライブができる練習スタジオがあれば地元のスタジオなどでも開催することができます。地元の友達なども誘いやすいかもしれません。

ライブハウスとは違い照明がビカビカ、爆音でPAをお願いしたりエフェクトをかけたりはできません。持ち込みにて対応はできるかもしれません。ドリンクカウンターはなければスタッフもいないですし受付なども自分たちです。

ざっくりとスタジオライブについてライブハウスとの違いを踏まえて説明しましたがなんとなくどんなものか想像できましたでしょうか。

 

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スタジオライブを開催するにあたり注意しないといけないこと

次にスタジオライブの注意点です。

本来、練習スタジオはライブ本番に向けて練習する場所です。ライブをすること事態がイレギュラーなのです。
ですので、スタジオライブを積極的にやってくれているスタジオでも他の利用者からの苦情が多ければライブでの利用は禁止になることもありますのでしっかり注意点は守りましょう。

 

  • スタジオライブができるスタジオじゃないと開催できない

練習をするようにスタジオを借りて勝手にお客さんを呼んでライブを開催するのはやめましょう。楽器を持たないでスタジオの受付も通らずぞろぞろとお客さんが出入りをしたら不自然ですしトラブルの元です。
まずスタジオライブができるか問い合わせをしてスタジオライブを開催することを相談してそのスタジオでの注意事項を聞くことから始めましょう。

  • スタジオで決まっている注意事項は守る

スタジオライブが開催可能のスタジオでも注意事項禁止事項はあります。
あくまで練習スタジオであってライブハウスではないので、お酒の持ち込みは禁止などあるかもしれません。
他にも、ロビーにはたまってはいけなかったり店の前に列を作ってはいけなかったり様々な決まりがあり、それは店舗ごとに全く違うので他の店舗では良くても今回はダメといったこともありえます。

  • PAなどは自分たちでやる

もちろんライブハウスのように照明さんやPAさんがいるわけではありません。
練習スタジオに常設のミキサーで普通の練習をする時のように最低限の機材でライブをすることになります。その操作をするのも自分たちです。
ライブハウスのPAシステムのように多チャンネルのマイクをMIXすることはできないので最低限のPAとなります。
ボーカルだけだったり、ボーカルとバスドラムだけだったりになります。
モニターはそのスタジオによりけりですが、自分たちで工夫してモニターを設定したり楽器のアンプのボリュームを作る必要があるのです。

  • 転換や受付など運営も自分たちでやる。

バンドとバンドの間のアンプの移動やキーボードのPA接続などの転換も自分たちでやることになります。機材によっては多少のPAの知識を必要とすることもあるでしょう。
受付も誰か用意する必要があります。スタジオ側で受付をして後で精算をするパターンもありますので、スタジオ側と打ち合わせをしておきましょう。

このようにライブハウスではスタッフがやってくれていることも自分たちでやらなければいけない、そして注意事項は守らなければその場所が利用できなくなってしまうこともあるのでしっかり準備をする必要があるのです。

 

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ライブハウスノルマ論争

たまに目にするライブハウスのノルマ論争。
「ノルマが高い!」
「お金を払ってライブをするなんてふざけてる!」
「ミュージシャンからお金を取るな!」
集客云々は置いておいてこんなことが良く言われますよね。
けど、この記事を見たら少しは考えも変わるのではないでしょうか?
別にライブハウスでしかライブができないわけじゃないんですよ。
そして上で説明した通りにスタジオライブは自分たちで受付から転換からPAから問い合わせから全部やらないといけないんですよね。
ライブハウスならスタッフが全部やってくれます。
ノルマにはライブハウスのスタッフの給料も含まれてるわけで、スタジオライブで受付を友達に頼んでお駄賃をあげたら額はさておき、それってノルマのお金と同じなわけなんですよね。

ブッキングなどもそうで、ライブハウスでは店長やブッキングマネージャーがバンドを集めて自分が憧れているバンドと一緒にやれることもあるかもしれません。それは店長などの顔があるからです。
スタジオライブでもできるかもしれませんが、自分で直接交渉して出演をお願いしたり、ギャラをしっかり払わなかったりしなければいけないこともあります。自分たちが無名なら叶わないことかもしれません。

ライブハウスでしかライブができないっていう先入観がこの論争を生んでる要因でもあるように思うのです。ノルマがあってもなくても好きなところでライブをやればいいし、やりたくなければやらなければいいだけのことです。

 

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若いバンドマンの選択肢として

若いバンドマンほどやり方がわからなければライブハウスでノルマを払ってライブをしなければいけないと思ってしまうかもしれません。
しかし、スタジオライブもそうですし、その場所で開催する許可を取り注意事項さえ守れば野外でもライブってできるんですよね。
人気が出てくれば色々なバンドやイベンターやライブハウスから声をかけられると思いますが、駆け出しなら自分たちで色々と考えて動いて音楽をする場所を作るのも楽しいと思います。
全て自分たちだけでやるのは最初は難しいので、そのはじめの一歩としてスタジオライブという選択肢も覚えておいて損はないでしょう。

 

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DIYでできるライブスペース

昔は今ほどライブハウスは多くはありませんでした。
ですので、ライブハウスでライブをするには昼間にオーディションをしたりしてライブハウスの店長やブッキングマネージャーに認められなければ高いステージに立つこともできなかったのです。
そこで誰でもお客さんを呼んでライブをする為にスタジオライブが行われ始めました。
ライブハウスでは受け入れられないような芸術性の尖った音楽が数々演奏されライブハウスでない場所でのムーブメントが生まれていったのです。
今ではそれこそノルマなどあれど誰でもライブハウスで演奏できる環境です。
それが当たり前だからこそ、先程のノルマ論争などが起こるのだと思います。
先人のように自分たちのやりたい場所がなければ自分たちでその場所を作るくらいの考えの方が音楽という芸術に関わる人には建設的だと私は感じるわけです。

SHOWとしてのライブハウスでのライブと共に、純粋に音楽を演奏し体感し楽しむスタジオライブという空間の選択肢のどちらも持ってみてはどうでしょうか!

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