バンド初心者でも”コレ”だけ押さえれば他と差がつくライブができる!

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初ライブなんだけど、上手く演奏できるか心配…。コツとかあるのかな…?

コツあります!ライブに慣れていないうちはライブ自体の緊張もありますし、みんなで合わせて音を鳴らすことにいっぱいいっぱいになってしまうものです。たくさんのことを考えて演奏するのは難しいのでココを抑えとけというポイントを解説します。

 

バンドメンバーが見つかり、やる曲も決まった!リハーサルスタジオで練習もしていよいよライブも決まった!1人で練習もたくさんしたけど人前で演奏するのはまだまだ不安という人は多いでしょう。
ギターソロや難しいフィル、キーが上がるボーカルのフレーズに不安を抱えることもあるかもしれません。
しかし、ひとまず不安なところは置いておいて、たとえ失敗したとしてもバンド全体でカッコよく演奏して乗り越えるコツがあります。
もし今回の解説ポイントを今まで意識していなければ、これからは1つ上のライブができるそんな裏技を紹介します。

 

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ミスってもいい

まず、ライブに慣れない間は「ミスしたらどうしよう」という不安にかられると思います。
まずはその不安は忘れちゃって下さい。
もちろんミスはしない方がいいに決まってますが、みんな細かいミスなんてしてます。それよりもライブでいかにバンド全体でカッコよく鳴らせるかが上手いバンドか下手なバンドかの最初のボーダーラインだと思います。

ここだけの話、PAはそれぞれのマイクをソロで、その音だけを聞くことができるのですが、ソロで聞くと、以外とみんなミスはするし雑に演奏していることも多いです。しかし、上手いバンドはメンバー全員で音を鳴らしていたらそんな小さなことには気づかせないようなライブをするんですよね。

ミスを気にするなと言いましたが、大事なのはミスはしてもとりあえず気にせず手は止めるなということです。
初心者にありがちなのは演奏するフレーズをミスってその後に空白ができてしまうパターンです。これが1番目立つし稚拙な演奏と耳は認識してしまうのです。

そこで次に解決方を説明します。

 

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リズム、テンポをバンドで合わせることに全てを集中

ミスってもいいからとにかくリズムに集中すること、これ1点に神経を集中して下さい。

リハーサルで練習する時はコレの練習をすると思って下さい。
歌う練習、弾く練習、叩く練習、譜面を覚えるのは家でコツコツやりましょう。
メンバー揃ってリハーサルをする時にはドラムのリズムにみんなが合わせることをみんなが意識するのです。
家でクリックに合わせて練習を頑張っていてもドラムになったら合わせられない人は多いです。ドラムに合わせる、リズムやテンポをみんなで息を揃えて演奏するのがバンドの醍醐味です。
自分たちだけのグルーヴを…云々を言うのは初心者のうちは置いておいて、まずはオンでリズムを取れるところに標準を合わせて下さい。

先ほど説明したようにミスをしてもいいんです。そこからリズムを合わせてリカバリーができればそれはミスに聞こえなくなるのです。

例えば、ベースでもギターでもキーボードでもいいですが小節の中の2つ目の音符をミスしたとしましょう。
ここでミスったと思って止まったらただのミスです。お客さんも気が付きます。
しかし、2つ目の音符が半音下がろうが1音下がろうが上がろうが、3つ目4つ目の音符をドラムのリズムに合わせて弾ければミスは目立たなくなります。
さらに次の小節の頭をしっかり合わせれば3つ目4つ目すらミスっていてもバンドサウンドとしては成立します。
変な和音になっていても気持ち悪いフレーズでもリズムさえキープできていたら「そういう曲なのかな」「そういうアレンジかな」と思う程度でミスしたなーとは思われないはずです。

リズムをキープする立場のドラムはミスったら終わりやないかい!と思うかもしれませんがこれも考え方は同じで、難しいフィルがあってそこでリズムが乱れたりミスショットがあってもバスドラムやハイハットで軸となるリズムさえキープできていればライブを見ているお客さんは目立つようなミスだと感じることは少ないはずです。
軸のリズムさえキープできていればそれに合わせている他のパートも総崩れにならなくて済みます。

ライブというのは大きい音が鳴っています。
レコーディングではまた話がかわりますが、ライブであればミュートが甘かったりコードが正確に弾けていなくてもバレやしません。
しかしリズムは少しのズレでも人は認識できてしまうのです。

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こちらの記事にも詳しく書いていますが、人の耳は0.1ミリ秒のタイムラグでも「あっラグった!」と認識できてしまうのです。
0.1ミリ秒って10,000分の1秒ですよ。人間ってすごいですね。

ですので、ちょっとしたフレーズミスよりリズムを外した方がミスだとわかりやすいんです。

逆に言えば高度な演奏をするミュージシャンはこの数ミリ秒の世界でグルーヴやノリを作っているんですね。

そこを目指す第一歩としてまずはリズムをオンでピッタリ合わせて演奏できるように練習をしましょう。ミスってもリズムキープで乗り切るテクを手に入れたらビビらず演奏できて、その結果ミスも減るといった塩梅です。

 

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ライブまでの準備やトラブル対策は事前にチェック

リズムを意識してライブに集中するため、その他のことで不安にならないよう準備は事前に済ませましょう。

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こちらでリハーサルの準備から心構えや動きをイメージトレーニングしてみて下さい。

 

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これを読んで不測の事態にも備えておきましょう。心構えと対処を知っていれば安心してライブができます。

で、挨拶はこれでお願いします!

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ここまで準備ができて心構えもできたら、あとはこのリズムキープを意識してライブに望んで下さい!
これだけでバンドとしてのレベルはグッと上がります!
初心者でも初心者と思われないライブができるでしょう。
リズムキープが難なくできるようになったら演奏の正確性を上げたり、グルーヴを意識したり、今より難しいフレーズに挑戦したり、更に上の段階にステップアップできるはずです。

第一歩のライブから上手いと言われるようぜひリズムを意識してみてください!

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